保育士さんって本当は子どもがお昼寝中は一緒にお昼寝できるんでしょ?
この言葉、何度か言われたことはありませんか?
聞かれると思わず憤慨してしまう言葉ですよね。
そうです!そんな保育士さんいません!
でも、求人情報などを見てみると、保育士さんは勤務時間内に〇〇分の休憩ありとかかれていることもあります。
ではその休憩時間、本当に取れているのか!今回は現場の保育士さんたちの声を聞いてみましょう。
Contents
保育士の休憩時間ってどのくらい?
求人情報を見てみると、勤務時間中の1時間未満を休憩時間として割り当てられているということを書かれていることが多いです。
これは労働基準法で定められたルールで守らなくてはいけないものです。
しかし、ご自分を思い出していただければ分かるかと思いますが、休憩時間で毎日1時間も休める人っていますか?
子どもたちはお昼寝の時間なので、身体的には楽な時間ですが、でも結局は仕事をしていますよね。
ではでは実際に、現場の保育士さんたちの体験談をご紹介しましょう。
公立保育園に勤務のゆき先生の場合
保育士歴:10年
クラス担任:3歳児
私が勤務している公立保育園では『休憩対応保育士』という人がいます。
文字通り、私たち正規職員が休憩時間を取るために、その間クラスに入って変わりに保育をしてくれる人です。
ではゆき先生は休憩時間を取るのには苦労がなかったんですね?
そうですね。恵まれていたと思います。
休憩室も子どもたちと離れた場所にありましたし、そこでお昼ごはんを食べることもできました。
私の働いている保育園ではそうです。
介助はしますが、一緒に食事は摂りません。
毎日1時間ずつと決まっていました。
でも、毎日休憩のためだけに使えるというわけではありません。
職員会議がある時もありますし、行事前になるとやはり他の保育士さんとその準備をしたりもします。
比較的行事の少ない時に休憩時間、というものが持てるといった感じですね。
公立保育園は色々なタイプの保育士さんが働いている
ゆき先生の話で分かったのは、公立保育園では、正規職員の権利を守るために色々なタイプの保育士さんが働いているということです。
休憩時間を取るために、必要な人材も確保してくれます。
以前、知り合いの公立保育園の先生に聞くと「給食の配膳手伝い」の担当の保育士さんも勤務したりもしているようです。
公立保育園ではこのように保証してくれていることも、私立保育園などでは人件費などで難しい問題もあるんですね。
社会福祉法人経営の認可保育園に勤務のみやび先生の場合
保育士歴:5年
クラス担任:1歳児
「保育士の休憩時間って何?って感じです。」
「求人などには書かれているのかもしれませんが、実情は0ですね。
休憩室なんて見たこともありませんし、休憩時間を持っている保育士さんにも出会った事がありません。」
「午睡の時間は、子どもが起きているとできない仕事をしています。
連絡ノートの記入であったり、備品の補充。掃除当番などもこの時に行います。」
「園舎の廊下やお遊戯室、それに園庭に飼育小屋もあるのでその掃除ですね。
当番制なので、毎日ではありませんが。あ、あと子どものトイレ掃除もあります。」
「そうですね。最近ではSIDSへの取り組みも言われていて、1歳児はまだまだ不安定な時期なので午睡中もチェックをしないといけないこともあります。」
「そうです。15分おきにチェックしてそれを記入しています。
監査の時にもチェックされるので、疎かにはできません。」
「そうですね。行事前になればこの仕事にプラスで行事の準備が入ります。
鼓笛隊もしていますので、年度の初めは保育士1人に担当の5歳児がつき、午睡時間を使って鼓笛隊の練習を見たりもします。
午睡時間にお茶を飲んだりする日もありますが、何か事務仕事をしながらお茶をしたりですね。
給食は子どもと一緒にかきこむので、給食なんだったっけ?みたいな日ばかりですよ(笑)」
労働基準法が全く適用されていません
このように、全く休憩時間がない保育士さんもいます。
しかし、この休憩時間も内容は監査などで分からないため、園長先生や施設長が「休憩は交代でとっています。」と言ってしまえばそれでOKなのです。
しかし保育士さん側も休憩時間をきっちりと区切ってくれないと終わらない仕事をどうにかこなそうとしてしまいます。
遅くまで残業、持ち帰りの仕事・・・になる前に終わらそうと休憩時間を削る保育士さんの気持ちも理解できます。
株式会社経営の認可外保育園に勤務のあやか先生の場合
保育士歴:1年
クラス担任:なし
「休憩時間はあります。」
「そうですね。
株式会社の持っている娯楽施設内にある保育園なので、保育室とは全く違う休憩室が用意されています。
そこで、毎日1時間ずつ休憩を取ります。
休憩時間は皆一緒に、ということはできませんので、交代でとりにいく感じです。」
「そうです。
私以外の保育士さんもクラス担任を持っている人はいません。
利用児童の年齢も2歳まででどちらかと言うと小規模保育園のような雰囲気ですね。」
「大体、そこでお昼ごはんを食べます。」
「職員の給食は実はないんです。
なので、お弁当を持ってくるかどこかに買いにでるかですね。」
そうしても時間が足りないことはないんですね。
「そうですね。休憩時間に入る前と終わる時にはタイムカードを押すように言われています。
それでも時間が足りないことはありませんので、助かってます。」
保育施設によっては休憩時間がしっかりしているところも
公立保育園でも私立保育園(認可保育園)でも休憩のあるなしに関わらず、保育士の休憩時間には仕事をこなす、というのが前提でした。
しかし、こういった保育施設によっては休憩時間に本当に「休憩」できる場合もあるんですね。
求人情報だけでは絶対に分からない休憩時間
求人情報に休憩時間が記載されていたとしても、本当に休憩時間がとれるのか、それとも記載だけなのか・・・というのは絶対に分かりません。
どんな風に休憩をしていて、どこまで保証されてるのかというのは勤務を始めないと見えてこない部分です。
でも働く側からすれば、同じお給料を貰って仕事をするのなら休憩などの労働条件がいいところで働きたい!そう思いませんか?
これには他の人の力を借りましょう。
それは「保育士専門の転職サイト」です。
もちろん、「保育士専門就職サイト」もあります。
保育園の内情を知っているコンサルトさんに相談したり、面談前に見学に行くことで見えてくることもありますよ。
是非検討してみてくださいね。
業界最大規模の求人数!年収UP率の高さも評判の「保育士バンク」
業界最大規模という看板を掲げているだけあって、求人数がけた違いです。
更に、登録すると見られる【非公開求人】もあり、その中には「保育バンク」だけに載せている限定求人があるのも魅力の1つですね。
※学生(新卒)の方は対象外となります
登録方法 | サイト登録のみ |
求人数 | 非公開(業界最大級) |
職種 | 保育士・幼稚園教諭 |
施設 | 保育園・幼稚園など多数 |
雇用形態 | 正社員・非常勤・パート |
対応地域 | 全国 |
厚生労働省に認可を受けたサイトですので、保育園との結び付きも深く、良質な情報をたくさん貰えるサイトさんです。コンサルタントさんは子育て中の方が多いので、あなたの気持ちをしっかり理解してくれます。
転職先を探すところから、実際に内定が決まるまで、本当に手厚くサポートしてくれる安心できるサイトさんです。
人間関係にもう悩まない!そんな職場なら「保育aid(エイド)」
転職の理由、ナンバーワンは何と言っても「人間関係」です。
そんな人間関係で悩まない職場に転職したい!と思ったら絶対にここに登録しておきましょう!
対応地域は関東のみとなっています。
しかし、求人は厳選されたものになっていて、給料の高いものからブランクの人向けの求人まで、多種になっています。
登録方法 | サイトからか、もしくは電話 |
求人数 | 不明(非公開求人多数) |
職種 | 保育士・幼稚園教諭・小学校教諭 |
施設 | 保育園全般 |
雇用形態 | 正社員・派遣社員・パート |
対応地域 | 関東地方のみ |
コーディネーターさんに情報をたくさん貰っておけば、不安も少なく新しい職場に行くことができます。
利用者さんからも、使いやすくていい!と高評価を受けていますよ。
好条件紹介で満足度94%!お祝い金も嬉しい「保育ひろば」
「保育ひろば」は、とにかく求人数が多く、条件を細かく設定することができるのが特徴です。
日本で大手の転職サイトになりますので、求人のクオリティも高く、利用者からの満足度も高い結果を出しています。
クオリティの高い求人が多数あるのですから、当然の結果と言えば、当然ですね。
登録方法 | サイトからか電話 |
求人数 | 約10000 |
職種 | 保育士・幼稚園教諭・栄養士・看護師 |
施設 | 保育園・幼稚園・学童保育・院内、企業内保育・イベント |
雇用形態 | 正社員・派遣社員・パート |
対応地域 | 全国 |
更に、対応力が素晴らしく、登録から面接まで最短で一週間、という実力もあります。
今すぐにでも次の職場で働きたい!と強く望む人にはとても嬉しい条件になっていますよね。
また、「ちほいく」という首都圏外から通う人にとってもお得なサービスもあります。
就職が決まれば、誰にでもお祝い金2万円が支給されるので、嬉しい特典が満載ですね。