保育士になるには高校で何をするのがおすすめ？高卒からの最短就職ルートについても

保育士資格は国家資格です。
なので、取得すれば一生失われることはありません。

この取得方法には2通りあり、どちらか自分の好きな方を選べばよいのです。
それは

• 保育士養成学校を卒業し保育士資格を取得する
• 保育士試験を受験し合格する

です。
保育士試験は年齢制限はなく、条件さえ満たしていれば誰でも受けることができるのです。
そこで、今回は高卒からの最短の就職をするにはどうしたら良いのかご紹介します。

保育士資格を取得するには高校生活で何をすれば良いの？

まずはこちらの記事をご覧ください。
保育士試験の受験条件を詳しく書いております。

ここで注目して欲しいのは『中学卒業後、児童福祉施設において5年以上かつ7200時間以上従事した人』の部分です。
この条件を満たすのは高校在学中でも十分可能ですよね。

そこで、高校生活では一体何をしておけば保育士という仕事により早く就くことができるのかご紹介しましょう。

保育士になる最短の方法

まず、この条件ですが『児童福祉施設において5年以上かつ7200時間以上従事した人』です。
高校卒業までには保育士資格の受験資格を得ることはできません。

しかし、最短で保育士になるにはこの条件を満たすのが一番でしょう。
そこで、高校生活中には児童福祉施設に行き、従事することが必要になります。

同等の条件で『高校卒業後（同等の資格を有する方含む）児童福祉施設において2年以上かつ2880時間以上従事し実務経験を積んだ人』というのがあります。
これも期間でみると、同じですので経験をたくさん積もうと思うのなら、中学卒業と同時に児童福祉施設に行くのが良いですね。

児童福祉施設には何があるのかというと

があります。
この中のどの施設でも対象になりますので、自分が無理なく通える範囲で選ぶようにしましょう。

保育士資格を持っていなければこういった児童福祉施設では働けないのではないか？と思うかもしれません。
しかし保育士資格がなくても『保育補助』という働き方をすることができます。

保育補助につきましてはこちらの記事でどうぞ。

また、条件の7200時間というのは8時間勤務をするとして1年間に180日間通えば5年で満たすことになります。
普段は無理かもしれませんが、夏休みや冬休みなどを利用すれば決して無理な時間ではありませんね。

受験対策学校もありますよ

条件を満たしたら後は保育士試験を受験します。
ここではこちらの記事でも書いているように、保育に関する科目を受験しなくてはいけません。

これは専門の勉強をしておかないと合格することは少ないでしょう。
そこで保育士試験の対策スクールもたくさんあります。

教室で講義を受けるタイプもありますが、通信講座もあります。
こういった教室で講義を受けておくと、法改正の見落としもないので、その年の保育士試験には自信を持って臨むことができるでしょう。

しかし、こういったスクールでは保育士の試験対策なので卒業しても資格が貰えるということではありません。

いちか

自分で保育士試験を受験しなくてはいけませんので、よく考えてから入学して下さいね。

もし保育士試験に合格する自信がない時は

保育士試験は合格率が10～20％となかなか難解です。
なので、高校卒業してから通信制大学などに通い卒業と同時に保育士資格を取得するという人もいます。

これはあなたがどちらのタイプなのか見極めて選びましょう。
例えば

『独学でも十分保育士試験を受けられる！』

というコツコツ頑張るタイプなら学校に入る必要はありません。
そうではなくて、学校に自分のペースで通いながら卒業と同時に保育士資格を取得したい、という場合は通信制の大学が良いかもしれません。

特に、高校卒業後、社会人としてデビューしているのなら時間に融通が効くのが大きなメリットです。
社会人におすすめの保育士資格の取得方法につきましてはこちらの記事でどうぞ。

高校から最短で就職するルート

もし、あなたが高校卒業後、すぐにでも保育士として働きたいと思ったのなら、何をすれば良いのでしょうか？
それは保育士専門の就職支援サイトへの登録です。

ここに行けば、保育の現場を体験しているコンサルタントさんがたくさんいます。
何が良いのかというと

これらのメリットがあります。
もちろん、これらのメリットはサイトに登録すれば受けることができます。

では登録料などは？というと全て無料です。
もちろん期間もありません。

あなたが就職先を見つけるまでこのサービスは受けることができます。
このサービスは保育士として就職した人も転職したい人も利用しています。

登録も名前などを記入すれば良いだけなので是非登録して保育士としての一歩を踏み出して下さい。

また、保育士として必要な７つ道具についてはこちらの記事でご紹介しております。
就職前までに準備しておいて下さいね。