保育士として働くには、長い時間働かないといけないと思っていませんか？
実は保育士にも平成10年から、短時間勤務でも大丈夫なパート保育士という雇用方法も認められるようになりました。
パート保育士って一体どんな待遇で、どんな勤務体系になっているのでしょうか？
今回は短時間保育士の実態についてご紹介します。
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短時間保育士でパートという提案
保育園側としては8時間勤務が理想なんですが、そんなことも言ってられない事情があります。
それは深刻な保育士不足です。
保育士の仕事が負担が大きいというのは、最近知られるようになりました。
そのため、保育士の資格を持っていても保育園に就職しないという潜在保育士が増えてきているからです。
保育士の仕事の負担を少しでも減らそうとして取り組みが始まっているのが短時間保育士です。
最近は共働きの家庭も珍しくありません。
家庭が保育園に求めるのは早朝から、就業時間までしっかりカバーして欲しいというものです。
そこで保育園は短時間保育士として、4～6時間勤務ということでパートさんを雇用するというのが増えてきているのです。
８時間勤務に自信がなくても短時間ならできることも
正社員と同じような仕事内容の8時間パートで働くのは自信がなくても短時間パート保育士なら復帰するのに敷居は高くありません。
勤務時間は決まっていますが、子どもたちと触れ合うこともできます。
時間帯によっては子どもの紙パンツ交換や、吐しゃ物の処理など、汚れる心配のある仕事でもあります。
短時間パート保育士に向いているのはこんな人！
短時間パート保育士は、保育園によって仕事内容が変わります。
募集をかけている時間も早朝や夕方が多いですが、そうでない場合もあります。
色んなパターンがありますので、自分の希望に近い働き方ができる求人を探しましょう。
しかし、大抵、正社員の人の保育補助というのが仕事内容になります。
子どもを見守ったり、一緒にお迎えを待ったりするのが仕事内容です。
なので短時間パート保育士で保育の勉強をしよう！という人には全く向いていません。
では、向いているのはどんな人かというと
- 育児経験がある人
- ブランクが長かった人
になります。
何故育児経験が必要かというと、仕事時間中にもしかしたら、子どもがケガをするかもしれないからです。
この時、育児経験があると応急処置もできますよね。
短時間パート保育士で働くメリット
とにかく短時間パート保育士のメリットは
- 時間が大体決まっている
- ハードな仕事では決してない
- 時給も比較的良い
ということです。
家庭を持っていたり、ブランクで自信がない人にはとてもいい働き方ですね。
時給も、大抵1000円程度の保育園が多く、スーパーなどで働くよりも高めです。
なぜかというと、保育士免許が必要だからです。
資格の分、時給も高くなっているんですね。
事務作業も任されることはありません。
持ち帰りの仕事もほとんどありません。
そのためプライベートへの影響がほとんどない働き方になっています。
パート保育士に期待している保育園は多い！
最近では、保育施設の拡大や待機児童解消問題で、求人はたくさんあります。
保育士の人員を獲得するため、保育園も積極的にパート保育士を求めているのです。
短時間パート保育士の役割は、正社員の負担を少しでも減らして、離職率を減らすということも期待されています。
短時間パート保育士は、やりがいが少ない・・・などと思わず、まずは一度経験するのもいいですね。
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