保育士という仕事をしていると、様々なストレスに悩まされます。
特に、保育士のストレスで多いモノはこちらの記事でもご紹介していますよね。
その中でも一番対応に困るのは「保護者」ではないでしょうか?
実際に保護者から受けるストレスに悩んでいる保育士さんはたくさんいます。
そこで、保育士が受けた保護者からのクレームをご紹介してみます。
「あるある!!」と強く頷き、こんな時、どうしたらいいのか?なんて一緒に解決法を探って行ってみませんか?
Contents
保育士が受けた保護者からの酷いクレーム集
保護者と言うのは、子どもの後ろにいる存在です。
担任を持っているのは「子ども」ですが、その保護者と関わることなく、保育をするなんていうことは皆無に違いありません。
それは別に私に限った事ではありません。
全国であなたと同じように頑張っている保育士さんも保護者対応に悩んでいるものなのです。
ありえない!保護者から受けた保育士もびっくりのクレーム①
子どもも十人十色で個性があるように、保護者にも様々なタイプの人がいます。
まず最初にご紹介したいのは、我が子が一番かわいいタイプの保護者からのクレームです。
- 場所:お遊戯会直後の職員室
- 手段:電話
その日、年長さんだったその保護者は自分の子どもが出演した「劇」についてのクレームを電話で伝えてきました。
内容は
「うちの子だけ、声が聞こえなかった!」
というものでした。
どういうことかというと、劇で、同じ役の子どもが3人いたのですが、他の2人の声が大きくて自分の子どもがセリフを言っているのかどうか聞こえない、というものです。
この対応には園長先生はじめ、頭を悩ませました。
「そんなこと言われても…。」と全員の頭をよぎったことでしょう。
反論せずに、保護者の方の話を聞くと次第に熱が冷めてきたのか、それ以上ヒートアップはしませんでした。
最後に園長先生が
「でも、〇〇ちゃんは良く頑張ってやり遂げてましたよ。」
というと、溜飲を下げたようです。
平気でこんなことを電話してくる保護者の方もいるのですから、保育士さんは心がすり減っちゃいますよね。
ありえない!保護者から受けた保育士もびっくりのクレーム②
クレームと言うのは、日常の保育でもたくさんのものが潜んでいます。
続いては自分の都合だけを押しつけてくる保護者からのクレームです。
少し気温が上がってくると、どこの保育園でも取り組むのは「水遊び」ではないでしょうか?
そのため、着替えなどを用意して欲しいと連絡をするとクレームがやってきました。
- 場所:降園時の教室
- 手段:直接
水遊びと一緒に泥んこ遊びもできるように…と汚れてもいい服を持たせて下さい、とお願いしました。
すると表情が一変し、
「泥の中には雑菌がたくさんいるから、させたくありません。」
と。
では、見学と言うことにしましょうか?と提案をすると
「そうすると他の子どもたちが遊んでいるのを見てるだけで、うちの子がかわいそう。」
と言われました。
これはもう水遊びや泥遊び自体を辞めろというクレームだな、と受け取ったのですぐに園長先生に相談しました。
すると園長の判断は「着替えを持ってきたら参加の意思があるということにしましょう。」とのことでした。
どうなるかなあ?と思っていたら、水遊び当日、着替えの用意を持ってきました。
園の活動自体を中止するようなクレームを入れ、それが受け入れられると本気で思っている保護者の方もいるようですね。
ありえない!保護者から受けた保育士もびっくりのクレーム③
保育士という仕事は生活圏を職場から放しておかないとどこに危険が潜んでいるか分からない職業でもあります。
最後にご紹介するのは、自分の気まずさを発散させるタイプの保護者です。
全くのオフに買い物に立ち寄ったスーパーで保護者の方とバッタリ、なんてよくあることです。
- 場所:職員室
- 手段:園長に直訴
いつも、お迎えが延長保育の一番最後になる子どもがいました。
私は勤務時間が終わり、夕飯の支度をしにスーパーに寄ってから帰ろうとしていたのです。
レジのところに並んでいると、そこにはお迎えがいつも一番最後の子のお母さんが並んでいました。
しかも、向こうから「こんばんは。」と挨拶までされたのです。
当然、隣に子どもはいません。
時計を見ると、まだ延長保育の時間内でした。
次の日、園長先生に私は呼ばれました。
内容は昨日のスーパーでばったり出会ったことです。
更に詳しく話を聞くと、
「よしこ先生にスーパーで会っても『何で子どもの迎えに来てないの?』という態度をとられたと言ってますよ。」
つまり、昨日スーパーで出くわしたことを気まずく思って先手必勝!ということでのクレームでした。
しかし、スーパーであったのも、昨日が初めてでそこまで機嫌の悪い態度を取った覚えはありません。
その事を園長先生に話し、態度を変えずにその後も保護者の方と接することにしました。
私には責められる覚えがありませんので、堂々としていよう、という結論です。
こういった偶然で出会ってしまっても、クレームをつけられるのですから、保育士は本当に気の抜けない仕事ですね。
保育士だって限界はある!保護者からのストレスは受け止めない
しかし、こういった保護者からのストレスというのは、若い先生になればなるほど真正面から受け止めて、真摯に対応しようとしてしまうのです。
そうなると、「無理が通れば道理が引っ込む」です。
何も悪いことしてないのに、保育士が責められ、良い先生が保育士という職業を辞めることにも繋がるのです。
これは本当にもったいないことです。
最近は保護者が「親」としてきちんと成長しきれていないという印象を受けます。
しかし、そんな保護者ばかりでないことも確かです。
保護者からのストレスをため込まないようにするには、あなた自身が保護者がどんな人間なのか?というのを見極めることが必要なのです。
困ったら、あなただけで抱え込まず上司や園長先生などに相談しましょう。
他の先生に相談することは恥ずかしいことではありません。
経験豊かな保育士さんに相談して、こんな時はどうすればいいのか?というのを教えてもらっていきましょう。
それを繰り返しているとあなたの心のストレスも重篤な状態にならないかもしれませんよ。
業界最大規模の求人数!年収UP率の高さも評判の「保育士バンク」
業界最大規模という看板を掲げているだけあって、求人数がけた違いです。
更に、登録すると見られる【非公開求人】もあり、その中には「保育バンク」だけに載せている限定求人があるのも魅力の1つですね。
※学生(新卒)の方は対象外となります
登録方法 | サイト登録のみ |
求人数 | 非公開(業界最大級) |
職種 | 保育士・幼稚園教諭 |
施設 | 保育園・幼稚園など多数 |
雇用形態 | 正社員・非常勤・パート |
対応地域 | 全国 |
厚生労働省に認可を受けたサイトですので、保育園との結び付きも深く、良質な情報をたくさん貰えるサイトさんです。コンサルタントさんは子育て中の方が多いので、あなたの気持ちをしっかり理解してくれます。
転職先を探すところから、実際に内定が決まるまで、本当に手厚くサポートしてくれる安心できるサイトさんです。