保育士の給料に関する法案と言えば「保育士処遇等改善」ですが、この他にも、安倍政権が打ち出している法案があります。
それは「少子高齢化対策の2兆円パッケージ」です。
なんだか、保育園の保育料が無償になるとか聞いたんだけど、そうなると保育士の給料はまた下がっちゃうんじゃないか、と危惧しているそこのあなた。
この法案の内容をしっかりと知ることでこれからどうしたら良いのか、そして保育士としての未来を見ていきましょう。
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少子高齢化対策の2兆円パッケージって一体何?
2017年12月の臨時閣議で、教育費無償化などを盛り込んだ「2兆円パッケージ」を閣議決定しました。
教育費が無料ってことは、別に保育士の給料に関わらないんじゃないか、と思うかもしれません。
2兆円パッケージの主な内容は2つの柱からなっています。
それは
- 人づくり改革
- 生産性改革
というものです。
この中で人づくり改革には教育分野が多く含まれていて、2兆円という莫大な予算の中から政策が打ちたてられていくんです。
この2兆円という財源は2019年から施行される消費税10%の引き上げによるもので、この財源を元に予算が組み込まれていきます。
またこの政策は2020年度までに実施されるとなっているんです。
「人づくり改革」って結局どうなるの?
大きな柱の中の内容はまだまだ決まっていません。
しかし安倍首相はこの内容について
「20年までの3年間、人材、設備への投資を大胆に促し、日本経済の生産性を飛躍的に押し上げる。また、子どもたちの未来に予算を振り向け、社会保障制度を全世代型へと大きく転換していく。国民の信認を力として、この大改革を成し遂げていきたい」
としています。
中でも幼児教育の無償化、高校の授業料の無償化などが盛り込まれていて子育て世帯には問題はあるにせよ、嬉しいものかもしれません。
この中で、保育料が無償化されてしまうということで、危惧を感じている保育士さんもいます。
保育料無償化に不安しかない。そんなんしたら安易に入園申込する人増えて待機児童更に増えるだけだし、何より保育士不足・保育の質の低下が怖い。。政府は幼児教育の重要性軽視しすぎでほんと嫌んなる。
なんていつもと違うこと呟いてみる!おやすみなさーい!— まいち (@maichi060818) September 21, 2018
保育料無償化の前に
保育士介護士の
給料どーにかしろよ( ¯ᒡ̱¯ ) https://t.co/8ga0XGFubP— m(25)® ※mama垢作りました↓↓ (@my9321) September 16, 2018
保育料が無償化されることよりも、その分の財源を保育士さんの給料の底上げに使って欲しいと願うばかりです。
2兆円パッケージの中に保育士の給料の底上げが盛り込まれた!
実は、この閣議決定がされる少し前に、与党からの意見を受けて保育士の給料の底上げを盛り込むということを決定しました。
これは言ってみれば待機児童の解消にも切り込むことができる問題ですので、とても大切ですよね。
保育園を利用している保護者達からも
「保育園の無償化よりも保育園に入りやすい環境を整えてほしい。」
という意見が多く上がっていました。
予算の一体いくらをつかって底上げをするのかは分かりませんが、
「保育士や幼稚園教諭の処遇改善の推進に努める」
と言っているので、ベースアップが期待できそうです。
これは2019年度から早いところでは実施されるのではないかと言われています。
東京都の保育士さんはさらに給料があがる?
東京都は2015年度に全ての保育士さんを対象に月額2.1万円のベースアップを実施しています。
これは他の自治体に比べると素晴らしいものです。
しかし裏返して見ると、それほど東京都は保育士不足が深刻だということです。
このように、2.1万円の上乗せをしても保育士の給料は20万円に届かない人が多く、まだまだ保育士不足の解消には至っていません。
2017年度からは更に上乗せ!
保育士不足が解消されない事態を受け、小池百合子都知事は2017年度から更に全保育士に月額平均4.4万円の上乗せをしています。
ここまで比べてみると他の自治体よりも6.5万円は多く貰っているということになります。
更に、東京都では家賃手当として8.2万円を支給する区もあるのです。
他の都道府県から働きに来てくれる保育士さんを期待しているということですね。
こういった対策を打ち出しても東京都では待機児童数が全国で最多の8466人となっています。
これからも地域格差は広がっていくかもしれない
東京都のように、待機児童問題が深刻な自治体では、保育士の給料のベースアップなど、具体的な政策をとることが求められています。
ちなみに、保育士の給料が一番高いのは愛知県で年収431.1万円。
一番低いのは岡山県で年収267.8万円です。
この差は何と約170万円もあります。
これは自治体の補助金の使い方などによってのベースアップなので、まだまだこれから地域格差が開いていくのではないかと言われているのです。
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東京都ではこれからも保育士の平均月給を32万円程度まで引き上げていくことを目標にしています。
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