公立保育園と私立保育園だけじゃない！保育士給料に地域格差あり

保育士の年収、と一口に言っても平均を見てみると218～385万円と開きがあります。
どうせ、公立保育園の年収なんでしょ？と思っていませんか？

確かに、公立保育園と私立保育園では給料格差があります。
しかし、格差はそれだけではありません。

実は職場がある地域によっても、給料に格差が出てきているんですよ。
一体どこが給料の高い地域なのかについてご紹介したいと思います。

保育士の平均年収が高いところはどこ？

待機児童問題と切っても切れない関係にあるのが保育士の年収です。
保育士の年収がとても低いということは、こちらの記事でもお伝えしてきました。

しかし、地域によっては保育士の年収がとっても高い地域があるのです。
そこでランキングをご紹介します。

となっています。
実はこれと併せて、見て欲しいのが待機児童数です。

平均年収ランキングと関係の深い待機児童問題

保育士の年収と関係のないように思うかも知れません。
待機児童の数です。

先ほどご紹介したランキング上位にいる「群馬県」「石川県」「富山県」「愛媛県」「福井県」というのは待機児童が0なんです。

中でも「群馬県」は保育士の年収を引き上げる事業を開始したところ、一年もかからず、待機児童0を実現させているんです。
上位にランクインしている地域は他の職種に比べても、同じ程度の水準にまで引き上げられています。

よしこ

やっぱり、待機児童問題を解消するためには、保育士の賃金引き上げが最重要課題なのね。

東京都では給与引き上げ策を導入

待機児童問題で、深刻な地域と言えばどこが思い浮かびますか？
そうです、「東京都」です。

東京都の保育士平均年収は328.2万円と、全国ワースト２位になっています。
これは公立保育園の数や、施設数が圧倒的に多いことも理由として上がるでしょう。

しかし、それ以上に物価の高い首都圏の生活に見合う給与を保育士が受け取れていない、ということが最大の原因ではないでしょうか？

これではいけない、と東京都では賃金引上げ事業を開始しました。
国からの補助金と合わせると月3万円程度も引き上げられることになり、平均年収は最大で364万円までアップすることになります。

いちか

これって本当にうれしいことですよね。

地方保育士でも大丈夫！家賃補助制度

自分の住んでいる自治体が保育士の給料ＵＰに消極的だからと言って落胆することはありません。
東京都の保育園では、首都圏以外に在住の保育士を対象に住宅支援制度を導入しています。

社宅や社員寮、住宅手当など、いずれにしろ一般的な家賃相場以下で暮らせるので、経済的負担が軽くなるということです。
更に、上京してきて、物件探しに不安を感じることも少ないのです。

いちか

同僚も近隣に住んでいますし、不安はほとんどありません。

中でも、世田谷区、大田区では家賃補助事業を決定しています。
月6万円まで補助してくれるということで、経済的メリットは大きいのです。

条件のいいところに就職するなら

保育士資格は全国統一の資格であるにも関わらず、自治体によっては年収が違ってくるのです。
もし、自分の勤務先がほとんど賃金引き上げが見られず、転職をしたい！と思うのなら、勤務先についてもしっかり検討するのがいいかと思います。

首都圏に転職するのなら、こういった家賃補助制度や、平均年収の高いところを狙っていくのがいいのではないでしょうか？

そういった求人は地元のハローワークなどでは見つかりにくいものです。
そこで活用したいのが保育士転職サイトです。

地域は全国に至るものまであります。
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あなたが何回も交通費を払って保育園に行き、転職する必要もありません。
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